AV感傷放浪記 3月18日

カラフルに彩られた大小様々な紙の束を、纏めたり解いたり持ち運んだり積み重ねたりを夜通し行い、朝を迎え、昼が皆の意識の彼方からやってくる頃になって漸く、コーヒー屋に入りラテを啜った。

自分で自分に触れることによって何とか保っているハリボテの意識は、その瓦解した壁の隙間から時折緑色の顔をしたアバターのような男が笑っている幻影を見せた。

いろいろと文をこねくり回すが要は
今日は睡眠時間を削って2間もかけてAVを選んだのだ。ということが言いたい。
用あって4時間しか寝れぬところをさらに2時間も削ったのだ。
しかし悲しいかな、どのエロにしようかという美しき逡巡は中身には決して反映されることはなかった。

足のフェチズムに重きを置いたその映像は早送りされ、音のないスラップスティックのシュールなエロとして私の股間に響いたのであった。

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