THE BLUE HEARTS「手紙」についてのアレとコレ

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ヴァージニア・ウルフのメノウのボタン
セロハンのバスのシートに揺れている

ジャングルジムの上 ひろがる海に
ぬれている君と 淡い月明り

ねじれた夜に 鈴をつければ
月に雪が降る

水平線の見える場所は もう春だ

背骨で聴いてる ハチミツの雨
ヒマワリ畑で ラジオが歌うよ

手紙を書いたなら 空に飛ばすんだ
風が運ぶだろう 君のところまで

青空の下 怪獣退治
ギターを片手に

輝いている夜明け前は もう夏だ

ろうせきの道 走り抜けてく
ギターを片手に

輝いている夜明け前は もう夏だ


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とにかくアイラブな曲です、ソーマッチ。
今回は歌詞を考察してみましょう。そうしましょう。

心象風景から意識の流れを創りだし無邪気な少年が愛を蓄積させもう耐えられないバーーンっていう物語である。
寺山修司が母親を捨てたのか捨てられたのはどーでもいいんだけど
アムロが母を捨て父を捨て地球の重量を捨てた時にニュータイプとして覚醒したのであれば
郷愁にかられているマーシーはニュータイプになりそこねたのかもしれない。

性欲の塊ダマシイであるケイちゃんことミーは
"背骨で聴いてる ハチミツの雨"
という歌詞が秀逸であると言わざるを得ない。
青春だよね、トラウマだよね。でも今となってはだたのエロい思い出だよね
この表現はオレ一生かけてもできないモン。モンモンタナ。
そのあとの"ヒマワリ畑で ラジオが歌うよ"
そうだな、落合流にいうなら
"白い光の中 人が飛んでいた"
こんな感じか?うん、やっぱオレ三流だわ。

あとショッパナDA YO NE。SO YA NA。
"ヴァージニア・ウルフのメノウのボタン
セロハンのバスのシートに揺れている"
涙出るよね。こーいう記憶の掘り起こしができるのはスンゲー。
方丈記越えしちゃったかもね。

"ろうせきの道 走り抜けてく
ギターを片手に"
これもあかーーーん。天才。アムロだよね。
故郷とか幼さをろうせきの道で表現しちゃうなんて、サラリーマンにゃできません。

以上3点セットがオレのツボね。
他もホント素晴らしくて全体として完璧な構成をしているんだけどあとは誰かに投げっぱなしジャーマンポテト。

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